涙のわけは

職場で涙流したのなんて、何年ぶりだろう・・・・・













前の日記に書いた通り、先週は、通常業務に加えて別の仕事依頼が入ってきて。



しかも、早くに期限をきられたので、私たちもちょっと焦ってた。





結構ややこしい作業で、4段階くらいのステップをふまないといけない。

少しでも早く終わるようにと、一生懸命、作業にとりかかった。

ホントに一心不乱に、ほとんど休憩もせずに。

ただひたすら、画面とにらめっこしながらキーボードたたいてた。





やっと2段階くらいが終わりそうなとこまで進んだ時。。。



いつもの担当の社員さんがやってきて。

私たちの作業に目を通しながら。



「あのぉ〜〜〜、ここは、こうしてほしかったんですけどぉ・・・・・」







ボソッと呑気に、でも言ってる内容は鬼のひと言、だった。。。





その日、朝からずっと根を詰めてやってきたことの、半分以上が、パー











・・・・・・・もっと、早く言ってよ!!!













なんだか、一気に力が抜けた。



それでなくても先を急がないといけないのに、ずっと、ムダなことに時間を費やしてしまった。



私の中で、張り詰めていた何かが、プツン、と切れた。



集中力が、さぁーーっと引いたかと思うと同時に、いつの間にか涙が頬をつたってた。











そんなことがあったわけでして。

















その夜、家に帰ってから、ポロッと夫に愚痴をこぼした。



夫は最後まで、ウンウンと聞いてくれた後。







  『でもな。



    自分は上から言われたことをそのままやっただけ、とはいえ・・・



    自分を正当化しようとするのはわかるけど。





    自分にも落ち度はなかったか・・・



    こうすれば、もっと早く未然にムダを防げたんじゃないか、って



    考えてみることも必要だぞ』







・・・・だってさ。











確かに。









やっぱ、夫には、かなわない。