他人は他人、私は私。(長文)
先週、幼なじみの大親友・A子と半年ぶりくらいにランチしてきました。
A子とは、もう35年来の付き合い。
数年前までは、毎週のようにランチしたりカラオケに行ったりしてたのですが・・・
彼女は5〜6年前までは、普通の専業主婦でした。
『瑜維ちゃんはバリバリに働いててカッコいいなぁ〜。
私なんて家に閉じこもったままで世界は狭いし、オシャレもできないし』
とか言ってたっけ。
・・・バリバリといっても、当時も今も、私はただの派遣社員、なんですが(^^;;ゞ
そのA子が、友人の紹介で、ネットワークビジネスを始めました。
「瑜維ちゃんも一緒にやろうよ」と、何度も誘われたのですが。
私は、ネットワークビジネスというものが大・大・大っっ嫌い。
(これ読んでる人の中に、やってる人がいたらごめんなさいね^^;)
なので、A子の誘いに乗ることもなく。
A子から商品を買うこともなく。
その頃から、次第にA子との距離ができ始めました。
その仕事がよほどA子に合っていたのでしょう。
A子はアッという間にトップランクに躍り出て。
今では、海外や国内にいくつもの企業を持っている代表者の右腕として。
『トップセールスレディ』の名の元に、全国を駆け巡ってます。
あの専業主婦だった頃のA子からは想像もつかないほど・・・
高級外車をポーンとキャッシュで買い。
全身ブランド物に身を固め。
指には数十万の指輪がずらり。
今では、推定ですが、A子の月収は400万超のようです。
もちろん、そこにたどりつくまでには、すごい努力や苦労があったと思います。
365日、仕事に縛られて。
自宅に帰るのは週に数日。
睡眠時間も3〜4時間の日も多数だとか。
A子は、元々、自慢話が多いコだったのですが(笑)
この仕事を始めて、尚いっそう拍車がかかりました^^;
有名人の○○とグリーン車の中で会ってずっとお喋りして電話番号も交換した、とか。
俳優の○○のガンが治ったのも、自社製品を使ったからだ、とか。
仕事とバカンスを兼ねて海外へ10日間行ってた時の話とか。
親が親なら、その娘もすごくて。
ずっと前から芸能界を目指してました。
県下でもトップクラスの進学校で首席ながらも、この春からエイベックス入りが決まったらしいです。
彼女が超多忙になってからは、ほとんど会う時間もとれなくなったんですが。
やっと会えたと思ったら、そんな自慢話ばかり。
ちょっとウンザリしてきてます。。。
『瑜維ちゃんも、あの時、私と一緒にこの仕事始めてれば、今頃は・・・』
ハッキリとは言いませんが、そんなニュアンスの発言が端々に出てきます。
彼女を羨んだり、妬んだり、の心が私の中にあるのは事実です。
でも私は「やればよかった」なんて後悔はしてません。
私には100%不向きの仕事で。
そこまで家族をほったらかしにするのも無理だし。
現に、脱落者も多数見てきてます。
彼女だからこそ、苦労も乗り越えて今の地位を勝ち取ったんだし。
・・・それとは引き換えに失ったものも多いと思いますが。
この先、どんどん彼女と会う機会は減っていくのでしょう。
それでも。
またウンザリするとわかってても。
A子が忙しい合間をぬって連絡をくれると、せっかくだからと会いに出向いてしまうのですが。
私は私。
お金はなくても、こうやってお気楽に日記書いてるような生活の方が性分に合ってるみたい。。(´∀`;A